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ロシア旗艦「モスクワ」炎上後に沈没 ウクライナ“歓喜”も反撃を懸念(2022年4月15日)

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ロシア国防省は、火災のあったミサイル巡洋艦「モスクワ」がその後、「沈没した」と発表しました。侵攻開始から50日、ウクライナでは、歓喜の声とともに、報復を懸念する声が上がっています。

ウクライナ軍南部司令部報道官:「黒海で対艦ミサイル『ネプチューン』がロシア海軍の巡洋艦『モスクワ』に当たりダメージを与えた。嵐と砲弾の爆発で巡洋艦は転覆し沈没し始めた」

“大きな戦果”と沸き立っています。

ロシア軍・黒海艦隊の旗艦「モスクワ」。

ウクライナ軍は、そのフラッグシップを撃沈、54人のロシア兵が死亡したと発表しました。

アレストビッチ大統領府長官顧問:「『モスクワ』が沈没した。とてつもない軍事的事件であり、第2次世界大戦以降に沈没した軍艦としては最大規模だ」

侵攻から50日を耐え、ゼレンスキー大統領も誇らしげです。

ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「ロシア軍の船は海に沈むしかない。ウクライナは世界の英雄になった」

人々に、久しぶりの笑顔も戻りました。

ここは、首都キーウの郵便局です。あるものを求め長い行列ができていました。

国営郵便局局長:「きのうニュースが流れたので、さらに多くの客が来ることが予想されます。全部で100万枚の切手が発行されています」

沈没した「モスクワ」に対し、徹底抗戦の意思を示した兵士が描かれた「切手」。スローガンは“ロシア軍艦くたばれ”です。

並んでいる人:「戦争が終わったらこの出来事を記念に残したい。そして子どもや孫にも伝えたい。このスローガンを見せたい」

スローガンは、人々の胸を躍らせ、すでに次回作も練られています。

国営郵便局局長:「まだ秘密ですが次はウクライナの勝利を祝福する素晴らしい切手になるでしょう」

アメリカも「大きな痛手だ」と指摘しています。

アメリカ国防総省・カービー報道官:「(モスクワは)黒海におけるある種の支配力を行使するための重要な部分だ。それが沈没したことはロシア軍の能力に影響を及ぼすことになる」

首都キーウ。つかの間の平穏が戻っていました。

オレナ・グヌスさん(36):「ほとんどの店が開いています」

キーウ市内に住むオレナさん。侵攻直後からキーウの状況を知ってほしいと、市内の様子を配信してきました。

野菜の種を売る店員:「買ってくれてありがとう。大きくなりますように」

オレナ・グヌスさん:「キーウに市民が戻りつつあります。3月と比べるとキーウに戦車の列もなく安心な状況です」

わずか1カ月前、スーパーの棚の商品は消え、数少ない開いている店に人々が列をなす状態でしたが・・・。

今では、ドーナツ店も開くほど、日常が戻りつつあります。

撮影中、兵士を見かけたオレナさん。思わずこんな一言が漏れます。

オレナ・グヌスさん:「彼ら(兵士)のおかげで私たちは生き残れました」

この日はオレナさんの36回目の誕生日です。兵士として町を守っていた夫もつかの間戻りました。

オレナ・グヌスさん:「最高の誕生日プレゼントでした。まだ攻撃を受けていない家で過ごせて、皆生き残って楽しめた」

ただ、そのキーウ。大きな爆発があったと現地メディアが伝え、ロシア側の報復攻撃の可能性もあります。

東部も報復におびえています。

CNN特派員:「砲撃の音が絶え間なく聞こえてきます。この建物の下は防空壕(ごう)になっていますが、建物を見るとすでに砲撃されているのが分かります」

東部ドンバス地方にある最前線の町「アウディイフカ」。CNN特派員が恐怖の中で暮らす人々を取材しています。

住民:「町はすべて攻撃された。旧市街はもっとひどい」

CNN:「ロシア軍が東部での大規模な準備をしているため、最前線の町はすでに打撃を受けています」

CNN特派員:「こちらに来ると最近受けたとみられる新しい砲撃の跡が残っています」

記者は、高齢者らを訪問するボランティアに同行します。

86歳のリディアさん。車いすのため避難できず、電気も不安定な部屋で一人暮らししています。

CNN:「彼女は『こんな最期を迎えるなんて想像していなかった。ここでは埋葬してくれる人すらいないから死ねない』と言っています」

取材班が帰ろうとすると、涙を流し、別れを惜しみます。

CNN:「『人に会えて良かった』と彼女は話します。『多分状況はもっと悪くなる』とも言いました。その言葉はほぼ確実に当たるでしょう。再びロシア軍の攻撃が近付くにつれて」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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