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「愛犬を助けて」ウクライナ避難者の負担・・・1日3000円 ペットに「法律の壁」(2022年4月14日)

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ウクライナ侵攻は家族である動物たちにも暗い影を落としています。日本で暮らす避難者が、日本の法律の壁に阻まれ一緒に連れてきたペットを殺処分される恐れがあると救済を訴えています。

成田空港で撮影された映像です。ボールが転がってきても全く遊ぼうとしない犬・・・。ポメラニアンの雄、3歳の「レイ」です。

飼い主は、キーウからポーランドなどを経て日本に避難してきたカリナ・ターニャさん(50)。娘(15)と愛犬と今月9日に来日しました。

日本に避難した、カリナ・ターニャさん:「娘は来日することが夢でした。日本に来て勉強して生活することを願っていました。(だから)来日できたチャンスに感謝しています。(でも)家族の一員である犬を裏切ってしまっています」

涙を流すカリナさん。一体、何があったのでしょうか。

日本に避難した、カリナ・ターニャさん:「レイは180日の待機期間を過ごすため取り上げられました。とても残念です。今までいつも一緒にいたので、とても心配しています」

日本では狂犬病予防法に基づき、最長180日間、動物検疫所で検査を受けることが義務付けられています。

日本に避難した、カリナ・ターニャさん:「国によってルールが違うことは理解しています。しかし私たちは半年も待てません」

さらに、動物検疫所から届いたメールがカリナさんに重くのし掛かりました。

動物検疫所・成田支所:「料金のご案内です。1泊3000円×181日分と交通費3000円で54万6000円。もしお金を支払えなければ、レイ君の世話をすることはできません」

カリナさん:「彼(レイ)は私たちと離れていては生き残れません。こんなことだったら母国で彼(レイ)と一緒に死ぬべきでした」

検疫所では動物の世話を業者に委託していて、餌(えさ)代や飼育施設の光熱費などは飼い主が負担する規則になっているのです。

日本に避難した、カリナ・ターニャさん:「メールで追い打ちをかけるように、一日3000円かかることを教えられました。こんな金額を支払うのは難しい。仕事もないし、支援金も頂いていませんし・・・」

ウクライナから日本に避難して来た人は、9日までに524人います。

避難者が増えることで見えてきた“新たな課題”。

カリナさんには、日本に親族や知人といった身寄りはありません。

身元保証人はSNSで知り合った日本人のため、愛犬にかかる費用を支払うめどは立っていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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