ギャラドスの育成論と対策
ギャラドスに困っていませんか?
毎回環境のトップメタを走り続けるギャラドス。今回もダイマックス環境でギャラドスが暴れまくっています。
発売したばかりで対戦環境が目まぐるしく変化するこの状況で、既に安定した地位を獲得したギャラドス。
今回はこのギャラドスを倒す方法をギャラドスのメジャーな型と共に伝えます!
ギャラドスの種族値
種族値
HP | 95 |
攻撃 | 125 |
防御 | 79 |
特攻 | 60 |
特防 | 100 |
素早さ | 81 |
合計種族値 | 540 |
ギャラドスは、攻めも守り無駄のない努力値配分で、合計種族値以上に活躍が見込めるポケモンです。
高めの「こうげき」「とくぼう」、HPも「95」とかなり多めの数値で、「ぼうぎょ」も平均値ですが、とくせい「いかく」で数値以上の物理耐久が見込めます。
等倍属性の技では、耐久無振のギャラドスでも一撃で倒すことは難しく、その耐久を生かし「りゅうのまい」を積み、上から反撃して手痛いダメージを与えることが出来ます。
ギャラドスのとくせい
いかく
登場した際に、相手ポケモンの「こうげき」を1段階下げる。
前作まではこのとくせいしか見かけることしかありませんでした。
サイクル戦にも強く、物理ポケモンに投げれば「いかく」でこうげきを下げて、自分だけガッツリ「竜の舞」が詰めます。
「りゅうのまい」を採用するなら此方が良いでしょう。
今シーズンは新ポケモンに「クリアボディ」を持つドラパルトや、「ミラーアーマー」をもつアーマーガアには効かなかったり、はねかえされ、自分がこうげきダウンを食うこともあるので注意です。
じしんかじょう
相手のポケモンを倒すたびに、「こうげき」ランクが1段階上昇する。
前作ではあまり使われることがなかった特徴ですが、今作ではかなり使用率が上がり、現在では「威嚇」待ちより個体は多いです。
相手を倒せば「こうげき」の数値が上昇するため、ダイマックス技の「ダイジェット」と組み合わせれば、「りゅうのまい」を積まずとも、同じ能力変化をした状態になり、一気に畳み掛けることが可能です。
前作では見かけなかった。全てこうげき技のフルアタ「ギャラドス」が爆誕した瞬間です。
ギャラドスのタイプ
「みず」「ひこう」
他にも同タイプで、ペリッパーやスワンナがいます。
弱点は4倍で「でんき」
2倍で「いわ」のみです。
反対に耐性は
「ほのお」「みず」「かくとう」「むし」「はがね」が半減。
「じめん」が無効と6つもあり、
とても優秀なタイプと言えます。
ギャラドスのもちもの
火力アップアイテムがオススメ!!
「こだわりハチマキ」
同じ技しか出せなくなるが、技の威力が1.5倍になる。
ダイマックス中はこだわりが解除されるが、戻るとダイマックスに出した技しか打てない。
「たつじんのおび」
こうかはばつぐんの技の威力を1.2倍にする。
「いのちのたま」
技の威力が1.3倍になるが、相手に攻撃を当てる度に最大HPの10分の1のダメージをうける。
などの火力アップアイテムが望ましい。
「いかく」の場合は耐久アイテムもあり。
とくせいを「いかく」にして
耐久をあげたい場合は、「オボンのみ」などの回復きのみや、でんき半減の「ソクノのみ」などもオススメだが、
ギャラドスの良さを活かすならやはり火力アップアイテムだと個人的には思います。
ギャラドスの技構成
攻撃技
たきのぼり
みず技打点 タイプ一致
威力80 命中100
30%の確率であいてをひるませる。
安定の物理技。命中不安定で追加効果のないアクアテールよりこちらをオススメ。
ひるみ効果がとても強い。
とびはねる
ひこう技打点 タイプ一致
威力85 命中85
1ターン目にとびあがり、2ターン目にこうげきする。30%のかくりつで相手を「まひ」状態にする。
すばやさが上がる、とても強いダイマックス技ダイジェットのために覚える。
「りゅうのまい」を覚えないのであれば、確定でこの技を入れるし、今の環境のギャラドスには大体入っている。
パワーウィップ
くさ技打点。
威力120 命中85
ただでさえ、範囲が広いギャラドスに新たに加わった草技打点。
もう「ヌオー」「トリトドン」ではギャラドスは止まらない。
かみくだく
あく技打点
威力80 命中100
20%の確率で相手のぼうぎょが1段階下がる。
エスパーとゴーストに抜群だが、あんまり範囲が広くないし、メガギャラドスのように一致攻撃技でもないのであんまり火力はでない。
じしん
じめん技打点。
威力100 命中100
「ドヒドイデ」「ルカリオ」「マタドガス」ふゆう以外などへの打点。
命中安定で、威力も高い。
ダイマックス技のダイアースでとくぼうが上がるのも強い。
こおりのキバ
こおり技打点。
威力65 命中95
10%の確率で相手をひるませるか、こおり状態にする。
こおり4倍弱点のポケモンが今作は少ないため、あまり採用されることはない。
アイアンヘッド
はがね技打点。
威力80 命中100
30%の確率で相手をひるませる。
フェアリータイプのポケモンが多いので、刺さる場面が多いため、採用率が高い。
ダイマックス技のダイスチルでぼうぎょが上がるのも強い。
補助技
りゅうのまい
積み技。
こうげきとすばやさを1段階上昇させる。
ギャラドスの代名詞ともよべる技だったが、「ダイジェット」と「じしんかじょう」により採用個体が少なくなった。
とは言え強いのは変わらない。
「いかく」で採用するのなら必須である。
みがわり
体力の4ぶんの1を削り、自分の身代わりを出す。
受けループに対して強く出れる。うまく身代わりを残せた場合は、安全に「りゅうのまい」を積んだり、「ダイジェット」をぶっぱなすことができる。
ちょうはつ
相手に攻撃技しか出せなくする。
受けループに強く出れる技。その2。
「みがわり」と選択。両方採用するのも有りだが、技スペースを圧迫する。
ギャラドスの対策
ギャラドスの対策を紹介していきます。
①でんき技
4倍弱点のでんき技を持つポケモンを入れていると「ギャラドス」は動きにくいです。
現在、環境にいるでんきタイプは「ロトム」ばかりですが、
他にもでんき技をサブウェポンとして覚えるポケモンは沢山いるので、覚えさせておくと「ギャラドス」や「アーマーガア」対策に良いと思います。
筆者はホルードに「ワイルドボルト」を仕込んでいました。後出しでギャラドスがどんどん出てきて笑いが止まらなかったです。
②まひ、やけどなどの状態異常。
「まひ」を入れてすばやさを下げたり、「やけど」をいれて攻撃をさげたりすれば、ギャラドスも簡単に対処できます。
「まひ」を入れるなら、オススメは「いたずらごころ」をもつエルフーンやオーロンゲはギャラドスの上から状態異常を打ち込めることができるのでオススメです。
「やけど」を入れるなら、ドラパルトやミミッキュ、ゲンガーなどといった。ギャラドスの上を取れるポケモンがオススメです。
③全抜きされない工夫を。
HBアーマーガアがとんでもなく硬い。
ギャラドスが「じしんかじょう」で暴れまわっていても抜かれないストッパーを用意するのが大切です。
たとえば「アーマーガア」は耐久も高く、ぼうぎょもあがる「てっぺき」を覚えるので並の物理攻撃では倒すことはできません。
「ギャラドス」はアーマーガアにばつぐんで入る技を覚えないので、ストッパーとしてはオススメです。
トリックで「こうこうのしっぽ」を押し付け
前述した「オーロンゲ」に持っていたら必ず後攻で行動することになる
「こうこうのしっぽ」を「トリック」で押し付ければ、ギャラドスは二度と先行で技を出すことが出来なくなります。
オーロンゲは「こうこうのしっぽ」を押し付けた後、後攻でダイジェットやダイストリームをくらって吹き飛びます。
パワーウィップさえなければ「ヌオー」
くさ技のパワーウィップさえなければ、とくせい「てんねん」で能力上昇がカウントされない。ヌオーでも対策できます。
ただし、みがわりがあると、ヌオーにみがわりを割れる技がないため、ちょっとめんどくさいです。