ホルードは意外な救世主!
ランクマッチ最高14位記念。
ホルードの育成論と対戦考察!
記念でその当時の構築をボチボチ書いていくこのシリーズも4匹目で折り返しになりました。
前回までの記事
「でんき」「ゴースト」技に後出し
前回のサザンドラの会で、
「ドヒドイデ」「アーマーガア」「サザンドラ」この並びの相性補完がとても良いという話をしました。
この3匹の並びを見せると、選出されやすいのは
「ドヒドイデ」「アーマーガア」の2匹に抜群をとることができる。
「でんき」ポケモンです。
まず私はこのでんきポケモン対策をする必要がありました。
もうひとつ考慮すべきと考えたのは、「ドラパルト」「ミミッキュ」を代表した
「ゴースト」タイプのポケモンです。
私の自慢のドヒドイデも、ダイマックス技の「ダイホロウ」で防御ランクを1段階下げられると、ミミッキュやドラパルトが受からなくなることも良くありました。
ドヒドイデは交代さえすれば、「さいせいりょく」で回復して、能力変化もリセットし、再度立て直すこともできるので、
「ゴースト」「でんき」技を読めるタイミングで安全に後出しできる存在が居たら良いなと考えた結果。
生まれた救世主。
それがホルードです。
今回は2つの型で採用していましたので、両方書いていきます。
ホルードのもちもの
①「こだわりスカーフ」型
②「きあいのタスキ」型
ホルードのすばやさ種族値は「78」です。あまり早い数値ではないので、「でんき」や「ノーマル」技を読んで無性降臨できても、
環境に多いポケモンに殆ど上をとられてしまうため、どうにかして行動保証を持たなければいけないと考えた結果。
この2つの持ち物での採用になりました。
どちらも一長一短あるので両方解説します!
ホルードの性格
「ようき」すばやさ↑とくこう↓
前記事でも書いたのですが、性格は「ようき」がいいと思います。
こだわりスカーフ運用や「ダイジェット」でのすばやさ1段階アップで最速ドラパルトを抜くことができるので、現環境で最速になることができます。
とくに「こうげき」に補正をかけても確定数が変わった印象はないので、「ようき」でいいと思います。
ホルードの努力値振り
「こうげき」「すばやさ」ぶっぱです。
ホルードの高い物理攻撃力を活かすため、攻撃にぶっぱ。
最速で使えば「最速ドラパルト」まで役割に入るので最速運用で確定です。
こだわりスカーフ運用の注意点
基本的には先発か、相手のでんき技、ゴースト技を読んでの無傷降臨が望ましいです。
受け出しは、できなくはないですがHPが減っている状態でダイマックスしてもあまりいい活躍をしてくれないし、
ダイマックス中はこだわりスカーフの効果が消えてしまうため、上から叩かれてしまうのでダイマックスを活かすためにもやはり無傷で出せる事に越したことはないでしょう
耐久は高くありませんが、極端に低くはなく、ダイマックスすれば、特化ギャラドスや特化水ロトムの「ダイストリーム」も耐えることができます。
ただし、通常の状態ではダイマックスしていない一致弱点技も耐えられないです。
「こだわりスカーフ」運用の場合、不利な対面は上からワンパンできない時は、引くかダイマックスを切りましょう。
ダイマックス中はこだわりスカーフの効果がなくなりますが、「ダイアタック」で敵の素早さを下げたり、「ダイジェット」で自分の素早さをあげたりしてうまく上を取りましょう!
きあいのタスキ運用の注意点。
無傷で降臨できれば、必ず一回は行動できると言う面でスカーフより優れている。
自分よく素早いポケモン相手でも、「でんこうせっか」を採用することで決定力も高くなる。
ただし、ゴーストには効かない。
素早さをあげて上から殴ろうと思ったら「ダイジェット」の使用が必須であるため、ちょっと使い方が難しい。
また1番注意したいのが、「ステルスロック」「まきびし」などのギミックや、状態異常などでタスキを削られてしまうこと。
先発出しが1番安定するが、このチームの「ホルード」の役割ではなかなかそうもいかないためちょっと安定しないこともあった。
ホルードのわざ構成
必須技
じしん
タイプ一致地面技
威力100 命中100
地面技の中で最大打点
「ダイアース」のとくぼうアップはたまに役にたちます。
ギガインパクト
ノーマル技打点
「おんがえし」がなくなったので、これで確定。
威力150 命中90
反動で打った次のターンは動けない。
ダイマックス技の「ダイアタック」は威力は同じで反動がなくなるだけです。
すばやさダウンの効果は結構使える。
候補技
ワイルドボルト
でんき技
威力90 命中100
ダメージの4ぶんの1を反動でうける
「アーマーガア」「ギャラドス」などを呼ぶのでこの技があると便利。
「ギャラドス」対面でお互いダイマックスして、「ダイストリーム」と「ダイサンダー」をうちあった場合、「ダイストリーム」を高い乱数で耐え、返しの「ダイサンダー」で勝てる。
アーマーガア対面でも、「ダイサンダー」で確定2発。間に「てっぺき」を打たれても撃ち抜く超火力。
エレキフィールドにしちゃえば、ダイマックスが切れてもアーマーガアでは受からない。
優先度高め
持ち物が「きあいのタスキ」の場合は
「かみなりパンチ」(威力75 命中100)で使う
ばかぢから
かくとう技
威力120 命中100
攻撃した後、こうげき ぼうぎょが1段階下がる
後出しされる「ナットレイ」対面にあったが便利。
「アイアンヘッド」と共通で「岩」と「こおり」タイプはみれるため、
「はがね」「あく」タイプの対策のために入れることになる。
「バンギラス」や「サザンドラ」にも対応でき、ダイマックス技の「ダイナックル」は攻撃UPの積み技として使用できる。
優先度高め
でんこうせっか
先制技。ノーマル打点。
威力40 命中100
「きあいのタスキ」運用の時には、これか
「とびはねる」どちらかを必ず採用する。
「ゴースト」タイプに当たらないので役に立たないこともちょくちょくある。
アイアンヘッド
鋼技
威力80 命中100
30%の確率でひるみ
「ばかぢから」と選択になるが「いわ」「こおり」タイプは共通で見れるため、
フェアリー対策のために入れる事になる。
ダイマックス技の「ダイスチル」はぼうぎょが上がる。たまにしか役に立たない。
優先度中くらい
とびはねる
飛行技打点。
威力85 命中85
30%の確率でまひが地味に優秀。
1ターン目に無敵になって2ターン目に攻撃する。1ターン自由時間を与えてしまうのでダイマックスでしか使わない。
仕方ない時には使う。
「ダイジェット」はすばやさランク1段階アップの超強い技。
きあいのタスキ運用のときは「でんこうせっか」かどちらかを入れる。
ダストシュート
どく技
威力120 命中80
30%の確率で相手をどく状態にする。
フェアリーと草ポケモン対策。はがねタイプに効かないのであんまりよろしくない。
ダイマックス技の効果はこの子には無意味。
優先度低め。
れいとうパンチ
こおり技
威力75 命中100
「カバルドン」「サザンドラ」「ドラパルト」などへの打点。ドラゴンタイプは減っているので優先度は低い。
ダイマックス技の効果はあられ状態。
ホルード育成論まとめ
守りはそんなに硬くないので、受け出しは厳しいが、対面性能はとっても高い。
私もかなり信頼が厚いポケモンです。
ダイナックルやダイジェット、ダイアタックなどの能力変化をうまく使えば、3タテも全く夢ではありません。
むしろ余裕で、できます。