第3シーズン終盤構築記事です。
立ち回りや考え方はこちらの記事に書いていますので一読ください。
「ABトリルミミッキュ」
性格:いじっぱり(持ち物:たつじんのおび)
技構成:「じゃれつく」「かげうち」「のろい」「トリックルーム」
努力値をHBの耐久型にしようか悩んだ結果、火力を最大限に確保したABに!
後続エースに繋ぐための「トリックルーム」の起動要因の他、
「ドラパルト」「サザンドラ」「ウオノラゴン」「パッチラゴン」などの環境トップのドラゴンに非常に強く出ることができた。
「かげうち」の火力も高く、耐久に振っていないゴーストタイプには半分以上のダメージが入り、「のろい」で起点にされない、この構築にはなくてはならない存在。
防御に耐久を振っているので、「かたやぶり」を持って皮を貫通してくる「ドリュウズ」や「オノノクス」の鋼技を安定して耐えることができた。
選出率1位
「HAこんじょうローブシン」
性格:いじっぱり(持ち物:かえんだま)
技構成「ドレインパンチ」「マッハパンチ」「かみなりパンチ」「ストーンエッジ」
トリルエースと思いきや、通常時の物理ポケモンとの対面性能も高め。「ドレインパンチ」+「マッハパンチ」で落とせるポケモンには、かなり有利。絶妙に遅すぎない素早さ種族値のため、「カビゴン」や「ナットレイ」などは上から叩けて便利でした。
トリックルーム下では、「こんじょう」補正が乗った超火力で、対面不利なはずの「ダイジェット」エースを一方的に屠ることができ、高い制圧力を誇っていた。
現環境にかなり刺さったポケモン
選出率は3位
「HAナットレイ」
性格:のんき(持ち物:ゴツゴツメット)
アタッカーナットレイ。
技構成「タネマシンガン」「ジャイロボール」「はたきおとす」「のろい」
素早さ種族値が、現環境のどのポケモンよりも遅く、トリックルームさえ貼れば誰よりも先に動くことができるのが強み。
火力アップ系のアイテムを持たせるか悩んだが、特性「てつのとげ」と合わせて、4分の1ダメージを入れれる「ゴツゴツメット」が楽しくてそのままにしていた。たとえ寝ていても殴らせさえすればダメージが入るので強かった。
トリル下では、炎技を搭載していることが多いフェアリータイプも安心してぶん殴ることが出来た。そしてさすがの耐久力。
選出率5位
「HCヒートロトム」
性格:ひかえめ(持ち物:こだわりスカーフ)
技構成「オーバーヒート」「ボルトチェンジ」「あくのはどう」「トリック」
トリル下ではダイマックスして中速アタッカーより先に動き、トリルが張られていないところでは中速アタッカーの上からスカーフで押し込む、かなり器用な存在。
技範囲が広く、「ギルガルド」や「アーマーガア」など重めの鋼タイプや、「ローブシン」「ナットレイ」の並びを見て選出される。「ひこう」「フェアリー」「ほのお」打点を持つポケモンを上手く返り討ちにしてくれた。
「トゲキッス」入りの構築には、かなり高い確率で選出した。
努力値を最初は最初、極振りにしていたが最終的にスカーフ込みで最速ミミッキュ抜きまでSを振った。
選出率4位
「CSインテレオン」
性格:おくびょう(持ち物:さざなみのおこう)
技構成「ねっとう」「ハイドロカノン」「エアスラッシュ」「みがわり」
構築唯一の高速アタッカー。
「みがわり」でうまくHPを調整しながら、「げきりゅう」を発動させ、全抜きを狙う。
HPが少ない状態でダイマックスする事が多く、先制技持ちや、スカーフ持ちポケモンを警戒したが、パーティ構築の関係上あまりスカーフ持ちが選出されることがなかった。
「げきりゅう」「大雨」「さざなみのおこう」の補正を乗せた、威力150のダイストリームの火力は半端なく、等倍のポケモンは勿論、耐久が高いはずのH振りウォッシュロトムやH振りゴリランダーなどを半減ながら一撃で持っていくほどの火力がでる。
「ナットレイ」が構築にいる関係からか、相手の選出には良く炎ポケモンがいた為、かなり活躍できた。
選出率は2位
「HBはらだいこカビゴン」
性格:のんき(持ち物:バンジのみ)
技構成「のしかかり」「DDラリアット」「ほのおのパンチ」「はらだいこ」
「はらだいこ」を積んでダイマックスで殴っていく前提の型。ミミッキュでトリルを張って、「のろい」などで退場して、先行で「はらだいこ」を積むという流れになりますが、
「はらだいこ」を積んだ後に先行で殴れるのが2ターンのみのため、上手くダイマックスとトリルを流されてしまうと、ただのぶん殴られるだけのデクになる。
さすがの特殊耐久と、努力値をマックスまで防御に振り切っているので、かなり硬く、ダイマックスした相手にも一撃で落とされることはまずないため、様々な場面でクッションとして活躍してくれた。
しかしクッションとして動かすなら、「はらだいこ」型より「のろい」「リサイクル」型のほうが絶対に良かったと思う。次シーズンはもっと上手く使ってあげたい。
選出率は6位。