ニダンギルって強い⁈
ギルガルドの進化前のニダンギルがランクマッチ環境で強いと話題になっています。
今回は進化前ポケモンのニダンギルの強さを紐解いていくましょう。
ギルガルドの育成論
進化後の「ギルガルド」についての記事も書いていますのでそちらも合わせて御覧ください。
有名プレイヤーも注目
有名プレイヤーのバンビーさんもニダンギルについて動画で取り上げています。
ニダンギルの種族値
HP | 59 |
攻撃 | 110 |
防御 | 150 |
特攻 | 45 |
特防 | 49 |
素早さ | 35 |
合計種族値 | 448 |
偏りに偏りまくった種族値。攻撃110防御150とぶっ飛んだ防御耐久のために、物理ポケモンに非常に強く出ることができます。
他の種族値は軒並み低めで、特殊技耐性がほとんどないため相手の選出が特殊寄りだった場合はかなり厳しい試合を強いられることでしょう。
「しんかのきせき」で更に耐久を厚く
ニダンギルはギルガルドに進化を残しているため、進化前ポケモンだけが効果を発揮できる道具「しんかのきせき」を持たせることができます。
ただでさえ厚い物理耐久が1.5倍になり、物理アタッカーに対してかなり強く、
特殊アタッカーに対しても、多少は強くなるためかなり有用なアイテムです。
ギルガルドとの違い
ギルガルドとニダンギルの大きな違いは、ギルガルドの固有特性の「バトルスイッチ」です。
駆け引きのギルガルド
2つのフォルムを華麗に切り替えながら戦うギルガルドは、高い守りのシールドフォルムで相手の攻撃を受け、高い攻撃力のブレードフォルムで物理特殊を織り混ぜながら攻めていきます。
型も豊富で、相手した時には考慮しなければいけない持ち物や技構成が様々あり、非常に対処しにくいポケモンと言って良いでしょう。
しかしダイマックスして攻撃をした場合、ダイマックス中はすべて耐久の低いブレードフォルムで動かなければいけないため、ダイマックス適性は高いとはいえません。
漢のゴリ押しのニダンギル
ニダンギルは物理方面においては、シールドフォルムとブレードフォルムの良いところ取りの種族値ですが、特殊方面においては全く魅力がないため、
「物理受け物理アタッカー」の一枚看板で、持ち物も「しんかのきせき」持ちでほぼ確定のため、ギルガルドのように様々な読み合いが起きるわけではありません。
ダイマックス適性はとても高く、元々高い物理耐性がさらに高くなるので、物理で崩すのはより難しくなります。ひかえめに言って耐久お化けです。
物理方面のみブレードフォルムとシールドフォルムの良い所を兼ね備えているポケモンと言っても良いかもしれません。
マイナス特性ノーガード
自分の技も相手の技も全て当たる
ニダンギルの特性はノーガード一択なのですが、この特性がニダンギルにびっくりするほど合いません。
まず、ギルガルドの使う技は全て命中安定技のため、特性ノーガードでなくても命中が下がっていない限り全て当たります。
しかし、この特性のおかげで一撃必殺技を含め全ての技が命中してしまうため、
「つのドリル」以外の一撃必殺技を覚えているポケモンが対面に降臨した時点でダイマックスを切らなければ即落ち確定してしまいます。

完結している技構成
ニダンギルは、極端な種族値のため、最大限に活かす技構成はひとつでほぼ完結しています。
「かげうち」
少し足りない火力を補う先制技「かげうち」
シャドークローの採用も検討されますが、威力が70と低くかげうちの方が優先度が高いです。
「ジャイロボール」
ギルガルドより素早さが低いため、アイアンヘッドより火力がでるジャイロボールを採用。
「せいなるつるぎ」
「インファイト」では自慢の耐久力が下がってしまうので、安定した確定技の「せいなるつるぎ」
「つるぎのまい」
「つるぎのまい」防御が高い受けを許さないつるぎのまい。