ギルガルドが上位勢で人気
ポケモン剣盾になって弱体化されたポケモン「ギルガルド」
防御方面の種族値が下がり、専用技「キングシールド」の仕様も弱体化して、ポケモン剣盾発売当初はランクマッチ環境から姿を見ませんでしたが
1シーズン後半からランクマッチ上位勢から良く使用されるようになり、
やっぱりギルガルドって強いんじゃないか…厨ポケなんじゃないかという疑惑が再燃しはじめました。
対策記事はこちら

ギルガルドの種族値
◆ ギルガルド(シールド)の種族値 | |
---|---|
HP | 60 |
こうげき | 50 |
ぼうぎょ | 140 (第7世代は150) |
とくこう | 50 |
とくぼう | 140 (第7世代は150) |
すばやさ | 60 |
平均 / 合計 | 83.3 / 500 |
◆ ギルガルド(ブレード)の種族値 | |
---|---|
HP | 60 |
こうげき | 140 (第7世代は150) |
ぼうぎょ | 50 |
とくこう | 140 (第7世代は150) |
とくぼう | 50 |
すばやさ | 60 |
平均 / 合計 | 83.3 / 500 |
バトルスイッチという固有特性
ギルガルドの最大の特徴は、「シールドフォルム」「ブレードフォルム」と2つのフォルムがあり、フォルムによって種族値が大幅に異なる事です。
バトルスイッチの特徴
ギルガルドのことで必ず覚えておきたいのは、特性「バトルスイッチ」の特徴です。
①登場時は必ずシールドフォルム
シールドフォルム時のギルガルドは、防御特防どちらも高い種族値(140)で、タイプ一致の抜群技でも耐えるほど耐久が高い。
等倍の技はシールドフォルムで3発耐えることはザラなので、シールドフォルムでの受け出しや、対面性能が非常に強い。
また手持ちに引っ込めると耐久の低いブレードフォルムのギルガルドも耐久の高いシールドフォルムに戻るので、再度受け出しからの再展開も可能になります。
②攻撃技を使う直前にブレードフォルムになる
ギルガルドの強いところは、ブレードフォルムの決定力の高さです。
物理特殊どちらも攻撃種族値がかなり強力なため(140)、防御側は受け辛いです。
攻撃する直前にブレードフォルムになるため、出来るだけ相手の攻撃を防御力の高いシールドフォルムで受けた後に、行動できるように、すばやさを落として育成する。
ブレードフォルムは、防御種族値がとても低く脆いが、ブレードフォルムになるのは攻撃技を使う直前のみなので「つるぎのまい」などの補助技はシールドフォルムのまま打てるのも強い。
③ブレードフォルム時、固有技「キングシールド」を使うとシールドフォルムに戻る
ブレードフォルム時に「キングシールド」を使うと防御力の高いシールドフォルムに戻ることが出来る。
「キングシールド」の優先度は+4で、どんな先制技よりも早く行動出来るため、後行で攻撃した後に相手の攻撃を受ける前に、防御力の高いシールドフォルムに戻ることができる。
またキングシールドで接触技を受けると、相手のこうげきを1ランク下げることができるためかなりのアドバンテージとなる。
しかし、キングシールドのタイミングで積み技を使われたり、身代わりを置かれたりすると、かなりまずい展開になる為、そこらへんは読み合いである。
キングシールドは「まもる」「みきり」など一般的な防御技と仕様が少し異なる。

ギルガルドのタイプ
「はがね」「ゴースト」
ギルガルドのみの固有タイプです。
ばつぐん(2倍):「ほのお」「じめん」「あく」「ゴースト」
耐性(1/2):「くさ」「エスパー」「こおり」「ドラゴン」「フェアリー」「ひこう」「いわ」「はがね」
耐性(1/4):「むし」
耐性(無効):「どく」「かくとう」「ノーマル」
ばつぐんで受けるタイプこそ4タイプと少なくはありませんが、
耐性が優秀すぎます。1/2が8つ、1/4がひとつ、無効が3つのまさかの12タイプ耐性で、耐性の数だけならあのアーマーガアを超えています。
ギルガルドのオススメ技
ギルガルドを知るにあたって対戦で使われている技も理解しておきましょう。
対戦で使用されている技は、実はあまり多くありません。
●ギルガルドの攻撃技(物理)
「シャドークロー」
ゴースト技 威力70 命中100
急所に当たりやすい(1/8)
タイプ一致物理技。命中安定で安心して打てる。
威力が少し物足りないがこれしかない。急所には期待しないほうが良い。
「アイアンヘッド」
はがね技 威力80 命中100
30%の確率で相手をひるませる。
タイプ一致物理技。命中安定で安心して打てる、、
大体後攻で打つのでひるみには期待できない。
「かげうち」
ゴースト技。威力40 命中100
タイプ一致の先制技。高い物理攻撃から繰り出されるのでかなり強い打点になり、物理型は勿論、特殊型にも多く採用される。
ギルガルドを相手にする側は、この技を前提とした立ち回りをしなければならず、非常にやり辛い。
「インファイト」
かくとう技。威力120 命中100
技を当てると、「ぼうぎょ」「とくぼう」が1ランク下がる。
今作から取得した格闘技。ゴースト技が当たらないノーマルタイプに当たる相性補完技としてとても優秀。何故こんな強い技を与えてしまったのか、
「せいなるつるぎ」
かくとう技 威力90 命中100
相手の能力変化に関係なくダメージを与える。
積み技で防御を上げる「アーマーガア」や「バイウールー」などに強く出れる。技の威力も高く通常の攻撃技としても優秀のためよく採用される。
インファイトと選択。
「もろはのずつき」
いわ技 威力150 命中80
与えたダメージの半分を自分も受ける。
高火力岩技。メインウエポンとなる物理技より威力が出る。外れた場合はブレードフォルムの無防備な姿を晒すだけになってしまうので恥ずかしい。
「ソーラーブレード」
くさ技 威力125 命中100
1ターン目は攻撃せず、2ターン目に攻撃する。「ひざしがつよい」ときは1ターンで攻撃できる。他の天気の時は威力が半減される。
この技をギルガルドが覚える事をあなたは知っていただろうか、私は知らなかった。
「ヌオー」「トリトドン」「ガマゲロゲ」を前にした時に、全く警戒していない相手にダイソウゲンを打ち込んで気持ち良くなりたい人はどうぞ。
「つばめがえし」
ひこう技 威力60 命中100
相手の能力変化に関わらず必ず命中する。
ギルガルド、ダイジェット使えるってよ!最速で採用して2回ダイジェットを積めば最速ドラパルトまで抜くことができる。
●ギルガルドの攻撃技(特殊)
「シャドーボール」
ゴースト技 威力80 命中100
20%の確率で相手の「とくぼう」を1ランク下げる。
特殊技メインウエポン。威力はシャドークローより10高く、特性「いかく」の影響を受けないため安定したダメージが出せる。
「ラスターカノン」
はがね技 威力80 命中100
10%の確率で相手の「とくぼう」を1ランク下げる。
こちらもタイプ一致技。ギルガルドの攻撃技は命中安定なので安心して打てるのが良いですね!
「エアスラッシュ」
ひこう技 威力75 命中95
30%の確率で相手をひるませる。
まさか特殊方面でも、ポケモン剣盾最強技の「ダイジェット」が打てるとは。

●ギルガルドの変化技
「つるぎのまい」
こうげきランクを2段階あげる。
物理型ならではの2段階アップ、じゃくてんほけんを持たせず自ら積み叩く型で用いられる。
デメリットは使った時点で物理型とばれる事。ギルガルドに有効打がないパターンは割とよくあるので詰む隙は見つけやすい筈。
行動保証のための「きあいのタスキ」や半減きのみを持たせる場合が多い。
「キングシールド」
相手の攻撃技を防ぐ、接触技は防いだ場合は相手のこうげきランクを1段階下げる。
ブレードフォルムの場合はシールドフォルムに戻る。
ギルガルドの代名詞と呼ばれる技。「まもる」や「みきり」と少し守れる範囲が違い、変化技を防ぐことが出来ないため、少しその面では弱い。
「ボディパージ」
軽量化して素早さを2段階上げる。
一回積めば最速ドラパルトまで抜けるので、上からほぼ全てのポケモンを叩けるようになる。
「みちづれ」
この技を使った後に倒されると、倒した相手をみちづれにする。
「ボディパージ」で素早さで上回り相手を抜き去り、暴れた後最後に「みちづれ」を押す事で相手を2体以上持っていく夢を見たが、
ダイマックス状態の相手はみちづれができない。しょっぱい仕様になってしまった。
ダイマックスとの相性は…?
仕様を理解して丁寧に使いこなそう
ギルガルドはダイマックスしてこうげき技を打ってしまうと、ブレードフォルムになってしまい、
ダイマックス中は「キングシールド」が打てないのでシールドフォルムに戻れない。
HPが2倍になるとは言え、かなり低い耐久数値のまま戦わなければいけないので、ダイマックスとの相性は悪いといわざるを得ないだろう。
かと言ってダイマックスを切らないといけない場面も、もちろん存在する。