誰が1番「かたやぶり」?
今回は特性かたやぶりを持つポケモンを比較してみました。
「かたやぶり」とは
相手の特性を無視して攻撃できる。
「ふゆう」「ばけのかわ」「てんねん」「ちょすい」「よびみず」「ちくでん」「ハードロック」「マジックミラー」「ふしぎなまもり」などの特性を無視して攻撃を当てることができる。
現対戦環境で多い、ミミッキュの「ばけのかわ」貫通は勿論。サザンドラの「ふゆう」、ヌオーの「てんねん」、トリトドンの「よびみず」、ドサイドンの「ハードロック」、ブリムオンの「マジックミラー」など全て貫通する。
基本的にアタッカーとしての運用が多いが、「マジックミラー」などの補助技を無効にする特性にも補助技を打つことができる面も良い。
デメリットとしてはとくせい「ふゆう」を無効にしてしまうので、ミストフィールドで状態異常が効かなくなる効果を受けない「ふゆう」ポケモンがフィールドの効果を受けるようになり、状態異常にならない。
かたやぶりポケモンを以下の順番で紹介していきます。
①ゴロンダ
②ルチャブル
③ドリュウズ
④ダゲキ
⑤ナゲキ
⑥バスラオ
⑦オノノクス
No.1「ゴロンダ」(ランクB)
種族値
HP | 95 |
攻撃 | 124 |
防御 | 78 |
特攻 | 69 |
特防 | 71 |
素早さ | 58 |
合計種族値 | 495 |
低いすばやさ種族値(59)のため、トリルエースとしての運用が可能。
攻撃種族値(124)はかなり高く、耐久の数値も軒並み高めの数値なので、ちょっとやそっとでは落ちず、先制技の「バレットパンチ」や交代技の「すてゼリフ」で対面操作も可能です。
珍しい「かくとう」「あく」タイプで、トリル下なら「ミミッキュ」「ドラパルト」なんかにとても強い。3色パンチも覚えて技範囲も優秀です。
「つるぎのまい」を覚えるので、受けポケモンにも強く出れます。
「ダイナックル」をタイプ一致で打てるため、ダイマックス状態なら火力を上げながら制圧することができ、トリックルームが終わっても攻撃ランクの上がったバレットパンチで活躍できる為かなりの脅威です。
先制技の「バレットパンチ」は「つるぎのまい」を積んだ状態であればミミッキュを確定1発にできます。

No.2「ルチャブル」(ランクA)
種族値
HP | 78 |
攻撃 | 92 |
防御 | 75 |
特攻 | 74 |
特防 | 63 |
素早さ | 118 |
合計種族値 | 500 |
かたやぶり持ちの中でも、素早さが早い高速アタッカーです。
「ダイナックル」と「ダイジェット」をタイプ一致で打てるので物理高速抜きエースとして運用ができます。
「つるぎのまい」を覚えるので受けポケモンにも強く出ることができます。
すばやさが高い代わりに耐久が低いので、タスキを持たせたり、みがわりをバトンするなどして行動保証があると安定した活躍が見込めるかもしれません。
勿論三食パンチも覚えるので、環境に対応したパンチをサブウエポンにしましょう!
No.3「ドリュウズ」(ランクS)
種族値
HP | 110 |
攻撃 | 135 |
防御 | 60 |
特攻 | 50 |
特防 | 65 |
素早さ | 88 |
合計種族値 | 508 |
毎度お馴染み、砂パエース「ドリュウズ」
高過ぎる攻撃種族値に加え、優秀なタイプに、じめん、はがね、岩タイプの優秀な技範囲。
環境に多くいる炎水ロトムに仕事をさせず、「がんせきふうじ」などの優秀なすばやさ操作技を覚えたり、対面で多くのポケモンに有利が取れる。
勿論つるぎのまいも覚え、受けポケモンに対しても強く出ることに加え、とくせい「すなかき」での採用も多いので、刺さるポケモンの数は半端なく多く、選出の段階でかなりのプレッシャーを与えることができます。
「じわれ」「つのドリル」の一撃技もあるため、どこからでも勝ち筋を掴みやすいという所も利点。
No.4「ダゲキ」(ランクB)
種族値
HP | 75 |
攻撃 | 125 |
防御 | 75 |
特攻 | 30 |
特防 | 75 |
素早さ | 85 |
合計種族値 | 465 |
第5世代が産んだ格闘兄弟「ダゲキ」「ナゲキ」兄弟の打撃のほう。
勿論三食パンチも覚えるので、環境に対応したパンチをサブウエポンにしましょう!
ナゲキより耐久が少し低いが、素早さが「85」とかなりいい数字で、準速ミミッキュや最速ギャラドス、最速トゲキッスより早い。
スカーフ運用や「がんせきふうじ」などで最速ドラパルトなども抜ける。
またこの兄弟は積み技はビルドアップしか覚えないので、アーマーガアなどに「てっぺき」を積まれると余裕で積み負ける

No.5「ナゲキ」(ランクB)
種族値
HP | 120 |
攻撃 | 100 |
防御 | 85 |
特攻 | 30 |
特防 | 85 |
素早さ | 45 |
合計種族値 | 465 |
第5世代が産んだ格闘兄弟「ダゲキ」「ナゲキ」兄弟の投撃のほう。
専用技「やまあらし」は必ずきゅうしょに当たる為、能力アップや壁展開を無視して攻撃できるのは利点(ゴロンダも覚えました笑)
すばやさが遅く、ゴロンダよりちょっとだけ硬いので、ゴロンダと同じトリルアタッカーで活躍出来そうだが、先制技は覚えない。
勿論三食パンチも覚えるので、環境に対応したパンチをサブウエポンにしましょう!
特性「こんじょう」で使った方が色々使いやすそうですが、そうなるとローブシンのほうが万能です。
またこの兄弟は積み技はビルドアップしか覚えないので、アーマーガアなどに「てっぺき」を積まれると余裕で積み負ける

No.6「バスラオ」(ランクC)
種族値
HP | 70 |
攻撃 | 92 |
防御 | 65 |
特攻 | 80 |
特防 | 55 |
素早さ | 98 |
合計種族値 | 460 |
メガギャラドスが過去の遺産になり、唯一の水タイプかたやぶりポケモンとなった。
種族値はすばやさ種族値以外は高くなく、ミミッキュを抜けるという点のみ、他のかたやぶりポケモンより少しだけ秀でている点になるが(ルチャブル以外)攻撃数値は低い。
特に積み技を覚えるわけではないので、ちょっと低めの攻撃力では相手を崩しにくい。
アクアジェットを覚えたり、自己犠牲技「いのちがけ」を使える唯一のポケモンなので、受け崩しにぶっ放してサイクル崩壊を狙うこともできるが、バスラオのHP種族値はそこまで高くないし、「いのちがけ」はかくとうタイプないので「ミミッキュ」や「サニーゴ」などのゴーストタイプには無効。

No.7「オノノクス」 (ランクA)
オノノクスの種族値
HP | 76 |
攻撃 | 147 |
防御 | 90 |
特攻 | 60 |
特防 | 70 |
素早 | 97 |
平均 | 90.0 (計540) |
あり得ないほど高い攻撃種族値(147)とミミッキュを1抜ける素早さ(97)
「ドラゴン」技は勿論、「かくとう」「じめん」「どく」「あく」「はがね」「いわ」などの技範囲も優秀。
さらに今作で先制技の「であいがしら」も覚え、高速アタッカーにも役割を持てるようになりました。
高い攻撃力に加え「つるぎのまい」「りゅうのまい」などの積み技も覚えるため、耐久の高い受けポケモンにも押し切ることができます。
現在の対戦環境でも見かけることが多く、攻撃力が高く、広い技範囲の受けづらいアタッカーとして活躍でしています。
