オーロンゲは器用な起点作り
固有タイプと強いとくせい
オーロンゲはポケモンソードシールドで新たに追加されたポケモンです。
「あく」「フェアリー」という固有タイプと、
先日「エルフーン」の記事を書いた時に紹介したとくせい「いたずらごころ」を持ち注目されています。
タイプ:「あく」「フェアリー」
弱点2倍:「どく」「はがね」「フェアリー」
耐性2分の1:「ゴースト」
耐性4分の1:「あく」
耐性無効:「ドラゴン」「エスパー」
弱点3.耐性4(うち無効)2タイプと優秀。「ドラパルト」や「サザンドラ」など環境に多いドラゴンタイプに強く出れる。
とくせい:「いたずらごころ」
悪タイプ以外に補助技が優先度プラス1で打てるようになる。
つまり先制技と言われる。優先度プラス2以上の技以外全て先制で補助技が打てる。
オーロンゲは、「みがわり」「でんじは」「ひかりのかべ」「リフレクター」「ビルドアップ」など様々な変化技を覚えるため、かなり器用に立ち回ることが出来る。
オーロンゲの種族値
種族値
HP | 95 |
攻撃 | 120 |
防御 | 65 |
特攻 | 95 |
特防 | 75 |
素早さ | 60 |
合計種族値 | 510 |
とくせい「いたずらごころ」と強力な特性を持ちながら、HP種族値が95、こうげき種族値が120と種族値もかなり恵まれている。
すばやさは遅いが、先制技「ふいうち」を覚える為「ゴースト」「エスパー」タイプのポケモンには非常に強く出れる。
とくこうの数値も高めだが、優秀な物理技をたくさん覚えるので、やや無駄になっているのが惜しいところ。
オーロンゲの覚える技
オーロンゲの攻撃技
じゃれつく
フェアリー技打点 タイプ一致
威力90 命中90
10%の確率で、相手の「こうげき」ランクが1段階下がる。
ソウルクラッシュより威力が高いが命中不安定。攻撃ダウンには期待しないほうが良い。ソウルクラッシュとどちらかを選択する。
ソウルクラッシュ
フェアリー技打点 タイプ一致
威力75 命中100
あいての「とくこう」ランクを1段階下げる。
威力は低めだが、命中安定。
とくこうダウンの効果もなかなか強い。
「じゃれつく」と選択。
DDラリアット
あく技打点 タイプ一致
威力85 命中100
相手の能力変化の影響を受けない。
前作の御三家「ガオガエン」の専用技。防御が上がっていても、関係なくダメージを与えることができる。ただし下がっていても無視してダメージを与える。
「すなかけ」などで命中を下げられても関係ない。
ふいうち
あく技打点 タイプ一致
威力70 命中100
先制技。相手が攻撃技を出していなかった場合、この技は失敗する。
優秀な先制技。
すばやさの遅さをこの技でカバーできる。相手が変化技を出した場合失敗するため、多少読みが必要。
ドレインパンチ
格闘技打点
威力75 命中100
与えたダメージの2分の1を回復する。
「ビルドアップ」と共に採用し、物理ポケモンに強く出れる型もオススメ。すばやさが遅く、後攻で殴ることで先攻で与えられたダメージが回復できるのがつよい。
かわらわり
格闘技打点
威力75 命中100
相手が張っている「ひかりのかべ」「リフレクター」「オーロラベール」の影響を受けず攻撃できる。
そして相手が張っている「ひかりのかべ」「リフレクター」「オーロラベール」を破壊する。
相手の壁張り展開を阻止できる貴重な技。攻撃技としての威力は少し低め。
ほのおのパンチ
ほのお技打点
威力75 命中100
10%の確率で相手を「やけど」状態にする
アーマーガアや、ドリュウズ、ジュラルドンなどの鋼タイプ対策。
オーロンゲは鋼タイプを呼びやすいのであっても良いかもしれない。
チームの他ポケモンの技構成次第で、かみなりパンチと選択。
かみなりパンチ
電気技打点
威力75 命中100
10%の確率で相手を「まひ」状態にする
アーマーガアやトゲキッスなどの飛行。ドヒドイデやラプラスなどの水タイプへの打点。
チームの他ポケモンの技構成次第で、ほのおのパンチと選択。
れいとうパンチ
こおり技打点
威力75 命中100
10%の確率で相手を「こおり」状態にする
オーロンゲの補助技
ひかりのかべ リフレクター
「ひかりのかべ」は特殊こうげき
「リフレクター」は物理こうげき
其々の攻撃技を5ターン半減する壁を出現させる。交代しても有効な為、ほかのポケモンのサポートにも使える。
持ち物「ひかりのねんど」を持っていると、効果が8ターンに伸びる。
「いたずらごころ」による先制壁張りは、エルフーンには出来ない芸当です。
でんじは
90%の確率で相手を「まひ」状態にする
まひの効果は「すばやさ」が半減。25%で行動不能になる。
後続のポケモンが非常に動きやすくなるため、重宝する。
みがわり
自分の最大HPの4ぶんの1を削って自分の身代わりを出す。
みがわりを使えるポケモンは数多いですが、「いたずらごころ」を持つポケモンがこの技を使うと、その害悪さは計り知れない。
必ず先に「みがわり」が貼れるため、有利対面では相手が引いてくるのを読んで、簡単に「みがわり」を残すことができる。
相手のダイマックスターンを枯らすのにもとても有効。
トリック
相手が不利になる道具を相手に押し付け、相手の道具を奪い自分の戦力にできる。
受けポケモンに「こだわりハチマキ」「こだわりスカーフ」などの技固定アイテムを押し付けるのがメジャーだったが、
現在は、必ず行動が後攻になる「こうこうのしっぽ」を押し付けるのも流行っている。
ちょうはつ
相手の変化技を3ターンうてなくする。
つよい技だが、壁やみがわりなど強い技をたくさん覚える為、採用されている型は多くない。
ビルドアップ
自分の「こうげき」「ぼうぎょ」ランクを1段階ずつあげる。
先制で打てる為、努力値をぼうぎょに厚く振れば物理受けとしても活躍できる。
「ドレインパンチ」と合わせて採用するとHP管理も可能。
ねむる
HPと状態異常を全て回復するが、2ターン眠り状態になる。
先制で打てる為かなり安定する。
持ち物「かごのみ」と共に使用するか、「ねごと」と共に採用する。
ねごと
眠り状態でも自分が持つ「ねごと」意外の技をランダムで打つ。技ポイントは「ねごと」のPPを消費してランダムで選んだ技のPPは消費しない。
「ねごと」は変化技のため、「ねごと」で出た攻撃技も「いたずらごころ」の効果で先攻で打てる。
オーロンゲ弱い訳がない!
いろんな嫌がらせが可能
沢山のつよい補助技が打てるため、「いたずらごころ」を活用させ色んな型が可能。
攻撃種族値も高いため、アタッカーとしても活躍でき、「ふいうち」も覚えるため、低いすばやさを補うこともできる。
弱い訳がない「オーロンゲ」は考察のしがいがある優秀なポケモンだった!
次の記事ではオーロンゲの豊富な型を紹介していきます。