ガラルサニーゴが硬すぎる
2016年に発売開始された、サン・ムーンで登場した画期的な概念
「リージョンフォーム」
リージョンフォームとは、ポケモンが住む地方の環境に適応した姿のこと。第八世代のポケットモンスター ソード・シールドまでの時点で、アローラのすがたとガラルのすがたが存在する。
https://wiki.xn--rckteqa2e.com/ ポケモンwiki参照
簡単に言うと、過去作のポケモンを
同じ名前で違う姿で出すというシンプルなものですが、
なかなか画期的で注目を浴びています。

今回ピックアップするのはこのポケモン
「サニーゴ」ガラルのすがた
タイプ:ゴースト

サニーゴ(ガラル)の種族値
HP | 65 |
攻撃 | 55 |
防御 | 100 |
特攻 | 65 |
特防 | 100 |
素早さ | 30 |
合計種族値 | 415 |
ガラルサニーゴの強いところ!!
①「しんかのきせき」で奇跡の耐久力

ガラルのサニーゴはサニゴーンという新しい進化を得たことによって、進化前のポケモンの「ぼうぎょ」と「とくぼう」の数値を1.5倍にするアイテム
「しんかのきせき」を持たせることができます。
このサニーゴは前作のレート対戦で耐久ポケモンの大名刺のひとりとして大活躍した
「しんかのきせき」を持たせたポリゴン2より
「ぼうぎょ」「とくぼう」の数値が高く、両方面でポリゴン2を凌駕する耐久値を持っています。
ポリゴン2➡︎ぼうぎょ90 とくぼう95
サニーゴ➡︎ぼうぎょ100 とくぼう100
HPは多少劣りますが、使った実感はポリゴン2より硬い印象でした。
②不利タイプが少ない

ガラルサニーゴはタイプがとても優秀です。
「ゴースト」単独タイプの為
「ノーマル」タイプと「格闘」タイプが無効です。
「こうかはばつぐん」でうける攻撃も「あく」タイプと「ゴースト」タイプの2種類しかなく、
対戦で不利な対面を作られにくいです。
また「ちからをすいとる」や「ドわすれ」で耐久力をあげれば、「こうかはばつぐん」の攻撃も余裕で受けきるポテンシャルを持っています。
③とくせい「のろわれボディ」が反則級

ガラルサニーゴの隠れ特性は
「のろわれボディ」です。
この特性は昔からある一般的なものですが、これを受けポケモンが使うことは今まであまりなく、強い印象がありませんでしたが。
この特性は攻撃技を受けた際に、30%の確率で、その技を2〜4ターン使えない状態にします。
ポケモン対戦では、防御方面の高いポケモンに対しては、最大打点の同じ技を連続で撃ち続ける必要があり、
その技をのろわれボディの金縛り効果で封じられてしまった場合、相手はなす術もなく受け殺されてしまいます。
こいつなら勝てるかもしれない…という希望を一瞬にして無に帰す完全な壊れ特性です。
④技のバリエーションが極まっている

ガラルサニーゴは、受けポケモンが持っておきたい大体の技を覚えます。
物理、特殊方面、どちらを見るかで多少技構成が異なりますが、大体この中の技からの選択で良いと思います。
「ちからをすいとる」
強すぎる回復技
相手の「こうげき」ランクを1ランク下げるだけでなく、相手の数値分の体力を回復するという明らかに「じこさいせい」の上位互換と言える技です。
命中は100%!外れる不安もなしです!
「おにび」
物理ポケ全殺し技
相手の攻撃力を半分にする状態異常「やけど」にする技。「ドラパルト」や「ミミッキュ」などの環境に多い高い攻撃力を誇るポケモンも受けきることができます。
また毎ターンHPの16分の1ダメージも貴重なダメージソース
「ナイトヘッド」
安定したダメージソース
ゴーストタイプの攻撃技、「こうげき」が低いサニーゴでも、相手の防御の数値関係なく自分のレベル分のダメージを与えることができます、
「ステルスロック」
交代して出てきたポケモンのHPの8分の1を削る、尖った岩をフィールドに撒く技。
「いわ」タイプが弱点のポケモンは倍ダメージの4分の1、4倍弱点のポケモンは2分の1もHPを削られる。
とくせい「マジックミラー」を持つポケモンか、「マジックミラー」「きりばらい」の技以外に、ほぼ対策することは皆無であり、
サニーゴを倒せないポケモンはそのまま受け殺されるか、交代した場合も交代先に固定ダメージを与えるかを選ぶ事となる。
「ドわすれ」
とくしゅ方面も厚くしたい場合はこれ
とくぼうランクを2段階あげる積み技。物理がダメなら特殊で対策してこようとする輩にひと積みで絶望を見せることができます。
「くろいきり」
積みを無効化して絶望をみせる。
フィールドの全てのポケモンの能力変化を無効にする技。
「つるぎのまい」「わるだくみ」などの火力アップ技の効果を軒並み打ち消します。
自分の能力変化も元に戻してしまうため、「ドわすれ」とは相性が悪いが、受けサイクルを壊すための代名詞とも言える積みサイクルを受け切るためには必要なワザ。
「たたりめ」
「ナイトヘッド」と選択。
攻撃技。普段は威力65の低威力技だが、状態異常の相手には威力が倍にの130になる。
「おにび」を撒く前提で採用することにはなるが、うまく撒ければ「ナイトヘッド」より威力は出ると思います。(相手による)