メディアの報道の裏を読め!
国民の為の報道ではなく、金の為の報道
日本のメディアは、視聴率がとれそうなニュースしかやりません。
もしくは政治的に国民に知られたら不味いことなどは勿論メディアでは報道しません。
ワイドショーが明らかに他に議論したり、報道すべきことがあるのに、同じ話題をダラダラ1週間とか2週間とか報道するのは、
その方が視聴率がとれるのと、肝心な事を報道しなくて済むからです。
テレビ局にはスポンサーがいるので、下手な報道して視聴率がとれなかった場合、スポンサーから金が入ってこなくてヤバいとか、あとは単純に政治的圧力だったりがあると思います。
水道民営化や海外労働者受入の法案など、肝心な事はそういう下らない報道の裏でサラリと決まるよね!
メディアが喜びそうなニュース
田代まさしが薬物で再逮捕
まさに視聴率がとれそうなネタが舞い込んできましたが、これをテレビ局はどう報道したのでしょうか?
これがエンターテイメントの世界です。
まさに国民が面白がって食いつく内容だと思いませんか?
薬物依存は本当に辛くてキツい
メディアが本当に国民に伝えるべきこと
薬物依存症患者が、いかに薬物で苦しみ、辛い日常を送っているのか。
更生するために、どんなに辛い日々を送っているのか。
そして頑張っても頑張っても頑張っても、またやってしまう。それがどれほど辛い事か…
薬物の本当の恐ろしさを伝えるべきだと思います。
田代まさしはクスリ漬け、頭がいかれている
それだけを報道して、この話題を終わらせるのであれば、
ただ、1人の薬物依存症の患者の人生をネタにしてテレビ局が金を稼いでいるだけに過ぎません。
本当に国民の為に良い報道って何なのでしょうか?
少なくとも今回の田代まさし再逮捕の件でのテレビ局の報道の方向性は明らかに間違っていると思いました。
田代まさしが人生をかけて伝えた事
薬物依存の更生をサポートする為に尽力
田代まさしさんは、自らも薬物依存と闘いながら、自分と同じ薬物依存で苦しむ人を救う為に尽力されていたことは有名な話です。
わざわざ人の前に立ち自分の過去の醜態を暴露し、同じような悩みで苦しんでいる人を救うために行動を起こす事は生半可な覚悟では出来ません。
きっと2度としないと心に決めたからできた事だし、
そのような立場に立つ田代まさしという「元薬物依存症患者」がまた薬物に堕ちるという現実が、
どれだけ多くの人に対しての裏切りになるかも本人が一番理解していると思います。
そんな人でもまたやってしまうのが薬物です。
田代まさしさんは今回身をもって「薬物は本当に恐ろしい」という事を伝えてくれました。
彼が社会へ残した功績はとても偉大です。