一旦停止違反で加点と反則金を逃れる唯一の手段とは?
朝夕の寒気が身にしみる時節となりました。
冬のボーナスも近く心踊っている方も多いのではないでしょうか?
ボーナス時期の前に日本全国で増えるものがあります。
そうです
ネズミ捕りですね

スピード違反や一旦停止違反などの交通違反を、交通違反が起こりやすい場所で待ち伏せする
交通違反を取り締まり、治安を守るためにとても効率的なやり方だと思います。
ネズミ捕りはやり方が汚い??
しかし、解りにくい道路標識や、スピードが出やすい真っ直ぐな道、などで待ち伏せするのはちょっとやり方が汚いのでは…??
違反後に捕まえるのではなく、違反前の警告さえあれば、同じように「交通違反を減らす」目的は達成されるのでは??
わざわざ違反後に捕まえて、反則金をとらなきゃいけない事情があるんでしょうね。
様々言い分はあると思いますが、結果的には違反をしたドライバーが悪いのです。
日々の運転に気をつけたいものですね
一旦停止違反の反則金、加点は?
一旦停止の概念は曖昧だと言うこと
一旦停止違反をして違反切符を切られた場合、反則金は、7000円。点数は2点加算が一般的な処理方法です。
とは言え一旦停止の概念は曖昧で、何秒止まったら正しい一旦停止になるのか、法律には詳しく明記されていません。
ここで良くあるのが、「止まった」「止まっていない」の押し問答です。
もしも、ドライバー側が確実に停止したつもりでも、ネズミ捕りをしている警察側がそれを認めない可能性もあります。
その場合、権力を持たない私たち市民は、警察という国家権力にどう対抗していけば良いのでしょうか?
交通違反のネズミ捕りに捕まったらとれる選択肢は2つ
①切符を切られて反則金を払う
とてもシンプルで簡易的な方法です。
例え間違いなく止まっていたという自信があったとしても、疑いをかけられたことを運が悪かったと思い、切符を切られお金を払います。
交通違反の点数はその後1年間無違反であれば消滅するので、反則金を払うだけで済んでしまいます。
お金と点数とゴールド免許を諦めなければいけませんが、逆にそれだけで済んでしまいますので、
「今度から気をつけよう」と諦めて次に進みましょう。
さようならゴールド免許
②否認し、国家権力と争う
どうしても一旦停止違反が納得できない場合は、警察の取り締まりを「否認」することも可能です。
その場合は、違反事実の有無を裁判で争うことになり、もしも敗訴してしまった場合は、
罰則:3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金。
なお、過失の場合には10万円以下の罰金(道路交通法第119条1項二号及び2項)
尚且つ前科までついてしまいます。。
このような裁判を何度も経験して、一般市民をねじ伏せ続けているのであろう国家権力に勝訴するためには、
「誰がみても確実に停車している。」という動かぬ証拠が必要なのは言うまでもありません。
そこで必要なのがドライブレコーダーによる、録画された動画です。
つまり否認し裁判して、勝利する為には必ずドライブレコーダーが必要なのです。
非効率でリスクが高い「否認」
「否認」して勝っても得られるものはない
かといって「否認」をして、いざ裁判になって、勝利したとしても
得られるものは「反則金と加点をされない」という事実のみです。
反対に裁判で敗訴になった場合
最大10万円近くの罰金と前科
リスクリターンの釣り合わなさがとんでもない!
こんなの誰が裁判にするんでしょうね…
警察によるネズミ捕りに一度、疑いをかけられてしまったら…もうお金を払うほうがいいのかもしれません…