愛する人のお腹に命が宿っていることがわかり、幸せの絶頂
しばらくして愛するパートナーに待っているのは
長く苦しいつわりです。
(つわりには個人差があります)
男女共同参画社会(男女が平等に社会参加をし、あらゆる分野で協力していく社会)が提唱されたのが1999年ですが、未だにつわりに対する正しい知識を持っている男性は世間ではごく少数と言われています。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B7%E5%A5%B3%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%8F%82%E7%94%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9Aを参照
私の男友達に妻のつわりの話をした時
え?つわり?何それ?
と言われて。
そうか、ナルホド。と思いました。
考えてみれば、私も妻が妊娠直後に
つわりがいかに苦しく、辛いものか、
真剣に何度も説いてくれたためある程度把握出来ているわけであって
妊娠とか妊婦とかにあまり関わりなく暮らしてきている男子は当然のように
つわり?何それ?
となるわけです。
今日は愛するパートナーがつわりになったとき、夫は何をすべきか、どう振る舞うべきかを書いていきます。
夫婦共々素晴らしいマタニティライフを送りましょう
愛する妻、つわり中。夫にできること
①知識をつける

つわりとは何なのか?どのように辛いのか?
書籍やホームページなどでつわりについて書いてあるものは沢山ありますので、
つわり?何それ?
という状態の方は、少しでも予備知識をつけておくことをオススメします。
女性の立場から考えても、つわりの知識をある程度パートナーが持っている方が頼りになります。
一概につわりと言っても、痛みや症状にはかなり個人差があります。
妊娠4週目あたりから10週目程で終わる場合もあれば、長い方は臨月まで続くこともあります。
匂いに敏感になり、好き嫌いが変わったり、情緒が不安定になります。
常に何かを口にしなければ気持ち悪くなる食べつわりの人は仕事中も飴玉やチョコレートなどを持ち歩いていることもあります。
痛みの度合いも人それぞれですが、他人に伝え辛いつわりという苦しみと、孤独に戦うのはなかなか苦しいものがあるため、
パートナーであるあなたが、きちんとつわりの知識をつけて、妻の苦しみへの対処を学ぼうと努力する事実が、つわりと戦う本人にはとても嬉しく感じてもらえることに繫がるでしょう。
愛する嫁に頼もしく感じてもらえたら嬉しいなあ!
愛する妻、つわり中。夫にできること
②状況を把握する

私の妻は酷い食べつわりと匂いつわりに見舞われました。
好き嫌いは大きく変化し、不快感なく食べれるものがわからず困惑し、私が食べた物の匂いに気持ち悪くなり吐き、精神的にも不安定になり度々私に隠れて泣いたりしていたそうです。
思ったことはすぐ口にするタイプのため、自分がいまどのような状況か丁寧に教えてくれました。
だからこそ、夫の私は今何をして欲しいのか、何をして欲しくないのか把握することができました。
日々パートナーとコミュニケーションをとることがいかに大切なことがわかりますね。
例え何もしてあげれなくても、理解して心に寄り添う姿勢が大切です。
夫婦間のコミュニケーションって本当に大切だね!
愛する妻、つわり中。夫にできること
③お酒やタバコを控える

妊娠がわかったときから、女性はアルコールとタバコを嗜むことが出来なくなります。
他にも刺身やユッケなどの生ものや、カフェインなど制限されるものは沢山あります。
つわりで食べ物の好き嫌いが変化することもあるため、食に対してとてもナイーブになる事も多いでしょう。
パートナーの許しがあれば問題はないですが、
特にアルコールが好きな妊婦さんは、断酒が辛いようで夫が酔っ払って帰ってくると、イラっとしてしまうこともあるそうです。
匂いにも敏感になるので、普段より一層気遣いが必要になります。
他にも、アルコールが入っている場合運転が出来なくなる為、もしパートナーの身体に何か異変が起きた場合でも、すぐに対応できるよう
常に素面の状態でいることが理想であるのは覚えておきましょう。
妊娠初期や臨月は特に注意してね!
産後の育児の為にも事前に断酒をオススメします。
愛する妻、つわり中。夫にできること
④とにかく家事を手伝う

常につわりで体調が整うことがない女性にとって、家庭での最低限をこなすことでさえ重荷になります。
そんな中、夫が家事に介入し、やるべきことを減らしてくれることは非常に有難いことです。
特に匂いが気になる水回りのことやゴミ捨てなどを夫が担当すると良いでしょう。
家事を分担して妊婦の負担を減らそう!
愛する妻、つわり中。夫にできること
⑤自分のことは自分でやる

服を脱ぎっぱなしで片付けない。
自分の食べた皿を洗わない。等等。
日常の家事や自分のことをやるのも非常に大変な妻にさらに仕事を増やすことはこの時期は特に避けたほうが吉です。
やりたいことをやるのは構いませんが、自分の行動でパートナーの仕事を増やしてないか、
日々自分を客観視する癖をつけましょう。
赤ちゃんがお腹の中にいる時点で子育ては、始まっています!
愛する妻、つわり中。夫にできること
⑥匂いに気をつける

家事のところでも書きましたが、つわり中は匂いに非常に敏感になります。
飲食店
ファミレス
お酒
タバコの匂い
香水や体臭
シャンプー
歯磨き粉
通常ではあまり気にならない匂いも、
つわり真っ最中の女性にとってはかなり不快感が強いもので、酷い場合は嗅いだ瞬間に吐き気を催し、トイレに直行の場合もあります。
食べ物の匂いなどにも気をかけてあげてね
愛する妻、つわり中。夫にできること
⑦予定を事前に知らせる

(特につわり時期に限ったことではありませんが)
休みの日の用事や仕事の後の飲み会等、
当日や前日ではなく
事前に知らせておくことが大切です。
つわり真っ最中の女性は、二日酔いのような気持ち悪さが四六時中続くなど、家事や料理をするのも辛い場合もあるので
男性だって体調が悪い時に愛する人がそばに居てくれるだけで安心しますよね。
(特につわり時期に限ったことじゃありませんが…)
つわりの時期は胎盤を作ったり、体の変化が大きい時期で安定期まで危険も多いので、男性は事前に気を使って報告し、常にパートナーを安心させてあげることが大切です。
事前にパートナーに予定を知らせておけば、先に実家に一時的に戻るアポをとっておいたり、1人の時間を有効にすごせる準備が出来ます。
ありがちですが、料理を作って待っているパートナーに、ご飯外で食べてくると直前に連絡を入れることは避けたいです。
男性の食事は多目に用意している場合が多いので、食べてもらえないとなると、最悪捨てる羽目になります。
パートナーの愛情込もった手料理を
ごめん、言い忘れてた!
などの安易な理由で足蹴にする行為は非常に反感を買います。
産後育児中も同じことが言えますので、男性の皆さんは特に気にかけておきましょう。